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(ページの作成:「== 概要 == <br><br> == QVector == ==== CMake / QMake ==== QVectorクラスを使用する場合は、QVectorをインクルードする必要がある。<br> <syntaxhighlight lang="c++"> #include <QVector> </syntaxhighlight> <br> * CMakeを使用する場合 <syntaxhighlight lang="cmake"> # Qt 5の場合 find_package(Qt5 REQUIRED COMPONENTS Core) target_link_libraries(<ターゲット名> PRIVATE Qt5::Core) # Qt 6の場合 find_package(Qt6 REQUIRED COM…」) |
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** std::vectorクラス | ** std::vectorクラス | ||
**: C++標準ライブラリの一部であり、どのC++環境でも利用可能である。 | **: C++標準ライブラリの一部であり、どのC++環境でも利用可能である。 | ||
** | ** QVectorクラス | ||
**: Qtフレームワークの一部であり、Qtを使用するプロジェクトでのみ利用可能である。 | **: Qtフレームワークの一部であり、Qtを使用するプロジェクトでのみ利用可能である。 | ||
*: <br> | *: <br> | ||
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一方、より汎用的なC++コードを記述する場合や、将来的な移植性を考慮する場合は、<code>std::vector</code>クラスを選択するほうがよい。<br> | 一方、より汎用的なC++コードを記述する場合や、将来的な移植性を考慮する場合は、<code>std::vector</code>クラスを選択するほうがよい。<br> | ||
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例えば、ユーザグループを取得するロジックの場合、処理の大部分がC系の関数に依存しているため、<code>std::vector</code> | 例えば、ユーザグループを取得するロジックの場合、処理の大部分がC系の関数に依存しているため、<code>std::vector</code>クラスを使用しても問題ない。<br> | ||
ただし、Qtを広範囲に使用するプロジェクトであれば、一貫性を保つために<code>QVector</code>クラスを選択することも合理的である。<br> | ただし、Qtを広範囲に使用するプロジェクトであれば、一貫性を保つために<code>QVector</code>クラスを選択することも合理的である。<br> | ||
<br><br> | <br><br> | ||