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include_directories(BEFORE /path2/to/include) | include_directories(BEFORE /path2/to/include) | ||
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== include(CMakePackageConfigHelpers) == | |||
このコマンドは、パッケージ設定ファイルの作成を支援するためのヘルパ関数を提供する。<br> | |||
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このコマンドは、CMakeのビルドプロセスをより柔軟かつ強力にするための追加機能を提供する。<br> | |||
プロジェクトの要件に応じて適切に使用することにより、より管理しやすく、他のプロジェクトとの統合も容易になる。<br> | |||
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主な機能は以下の通りである。<br> | |||
* write_basic_package_version_file() | |||
*: パッケージのバージョン情報ファイルを生成する。 | |||
* configure_package_config_file() | |||
*: パッケージの設定ファイルを生成する。 | |||
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これらの関数を使用することにより、他のプロジェクトが<code>find_package</code>コマンドを使用して自身のプロジェクトを簡単に見つけて使用できる。<br> | |||
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== include(GenerateExportHeader) == | |||
このコマンドは、ライブラリのシンボルをエクスポートするためのヘッダファイルを自動生成する機能を提供する。<br> | |||
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このコマンドは、CMakeのビルドプロセスをより柔軟かつ強力にするための追加機能を提供する。<br> | |||
プロジェクトの要件に応じて適切に使用することにより、より管理しやすく、他のプロジェクトとの統合も容易になる。<br> | |||
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主な用途は以下の通りである。<br> | |||
* generate_export_header() | |||
*: ライブラリのシンボルをエクスポートするマクロを含むヘッダファイルを生成する。 | |||
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これにより、特にWindows環境での動的ライブラリ (DLL) の作成時に必要となるシンボルのエクスポート / インポート宣言を簡単に管理できる。<br> | |||
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== include(FeatureSummary) == | |||
このコマンドは、プロジェクトの機能や依存関係の概要を表示するための関数を提供する。<br> | |||
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このコマンドは、CMakeのビルドプロセスをより柔軟かつ強力にするための追加機能を提供する。<br> | |||
プロジェクトの要件に応じて適切に使用することにより、より管理しやすく、他のプロジェクトとの統合も容易になる。<br> | |||
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主な機能は以下の通りである。<br> | |||
* add_feature_info() | |||
*: プロジェクトの機能情報を追加する。 | |||
* set_package_properties() | |||
*: パッケージの属性を設定する。 | |||
* feature_summary() | |||
*: 追加された機能や依存関係の概要を表示する。 | |||
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これらの関数を使用することにより、プロジェクトの構成や必要な依存関係を簡単に把握して、ユーザに分かりやすく表示することができる。<br> | |||
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